資産運用

【図解で解説】これで年金の仕組みが簡単にわかる!

年金の仕組み

 

私たちは年金を納めることが義務されており、
会社員であれば毎月給料から天引きされています。

そんな年金ですが、
仕組みをしっかりと理解している人はそこまで多くないのではないでしょうか。

そんな年金について
つい先日、私たちの年金を運用しているGPIFが年金の大まかな仕組みとGPIFの運用概要をパンフレットにしていました。

今日はそのパンフレットを見ながら年金の仕組みについて理解していきましょう^^

 

 

公的年金とは?

 

 

公的年金は「国民年金」と「厚生年金」のこと

 

公的年金とは国民年金と厚生年金のことを言い、
20歳以上以上になると国民年金は加入の義務があります。

ですので会社員の方はもちろんのこと、
専業主婦の方も加入しているのが国民年金です。

 

 


楽天生命より

 

年金はよく2階建てと言われたりしますが、
国民年金が1階部分、厚生年金が2階部分となっています。

公的年金とは2階建ての厚生年金を含めたところまでのことを言います

ちなみに年金の納付額は所得によって人それぞれと考えられがちですが、
国民年金に限ってはどんなに高級取りの人であっても一律定額で、
厚生年金のみそれぞれの所得によって変動します。

厚生年金は受給する際は納めた金額によって算出されるので、
国民年金+厚生年金を受け取る際は受注額が人それぞれとなります。

 

 

年金は貯蓄されていない

 

 

 

現役世代が支払った年金は、いま受注する世代の人に使われている

 

現役世代の人たちは公的年金を毎月支払って、
65歳以降になると受け取ることができます。(将来は変更されるかもしれませんね。)

ある種自分たちの老後の貯蓄のように考えている人も多くいるのですが、
現役世代の人が払っている年金というのはその人の老後のため貯蓄されているわけではなく、
いま年金を受け取る世代の方のために使われています。

つまりいま現役世代の人たちが年金を受け取る年齢になった時、
受け取る年金というのはその時の現役世代の人が支払ったものを受け取る仕組みになっているのです。

 

 

少子高齢化は年金が受け取れないかもしれない原因

 

 

 

 

2050年には高齢者の割合が約4割にまで

 

日本は少子高齢化が嘆かれていますが、
2050年には高齢者の割合が4割前後に達する見込みですが、
日本の総人口は1億人を切るなど人口とともに現役世代の割合まで急転直下で下落していきます。

日本の年金の仕組みは現役世代→年金受注世代へお金が渡っていくシステムですが、
現役世代が減少して受注世代が増加すれば支払うことが困難になっていきます。

これが将来、年金がもらえるかわからないと言われている要因なのです。

 

 

年金は運用されている

 

 

 

 

GPIFは投資の利益で将来の不足に備えている

 

現役世代が年金として支払っている金額を、
現在の受注世代に配っても年金は少し余っているのです。

その余ったお金を運用して将来に備えているのがGPIFというわけです。

GPIFは運用額が非常に大きいため、
投資の世界では”クジラ”と呼ばれていたりもします。

 

 

GPIFのポートフォリオ

 

 

 

 

GPIFのポートフォリオはどちらかというと保守的

 

この資料では長い目で投資を行うという”時間の分散”と、
分散して投資をするという”銘柄の分散”について説明されています。

この2つの分散は投資において非常に重要なものなので、
初めて聞いたという方は覚えておきましょう^^

GPIFのポートフォリオは下記の通りです。

 

GPIF ポートフォリオ
  • 国内債券 35%
  • 国内株式 25%
  • 海外債券 15%
  • 海外株式 25%

 

国内・海外を無視して見てみると、

債券 50%
株式 50%

のポートフォリオになっています。

債券は株式市場が暴落した際にクッションの役割を果たしてくれているので、
GPIF程の資産運用を行っているのであれば必要な資産となりますが、
50%の組み入れは保守的なポートフォリオと感じます。

マスコミや世論があるので保守的にならざるを得ないと思いますね。

また株式については日本と海外で半分ずつです。
日本人なら納得する割合ですが、
世界に分散投資を考えた場合、
日本への比率が少し高いように感じますね。

 

 


myINDEXより

 

上記は2019年2月時点での国別の時価総額の比率を表したグラフになります。

日本の時価総額は世界で比較しても8%しかないので、
この8%が成長することに資金の半分を投じていることになります。

 

 

GPIFの運用成績は?

 

 

 

 

長期でみると世界は成長し続ける

 

現在GPIFは156兆円もの金額を運用しており、
これまでの収益は+63兆円にもなります。

年収益率は3.12%と債券と株式が半々の割合のポートフォリオでは平均的なパフォーマンスでしっかりと運用がされています。

日本人はあまり投資に馴染みがないかもしれませんが、
長期で見た場合には世界経済は成長をし続けます。

ですのでGPIFのように個人でも堅実な運用をしていけば、
数十年後の資産を大きく増やすことができるでしょう。

 

 

まとめ

 

GPIFが公開したパンフレットを抜粋して紹介しましたがいかがだったでしょうか?

年金の仕組みというのは細かく見れば非常にややこしいですが、
大筋はこの記事で理解して頂けたと思います。

 

 

今回の記事で紹介したおさらいは以上になります^^
最後まで読んでいただきありがとうございました。

よくテレビなどで”消えた年金”と騒がれていますが、
それが全く問題ではない理由を下記の記事で徹底解説しているので、
こちらも合わせて読んでみてください^^

 

 

年金が15兆円の損失を出すも問題がない理由GPIFが約15兆円もの損失を発表 1日のライブドアニュースによると、年金運用が約15兆円の赤字となり過去最大のマイナスを記録...

 

 

また、今回のパンフレットはGPIFのホームページより引用しています。