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レオパレスがストップ安。そもそもストップ安って??

レオパレスが最終赤字拡大でストップ安の暴落

 

8日の日本経済新聞オンラインによると、レオパレス21のアパートで建築基準法違反の疑いのあるものが新たに1324棟見つかったと発表したと報じています。

このすべてのアパートに対して補修工事等を行うと発表し、2019年3月期の最終赤字が拡大する見込みとなり、この報道を受け8日のレオパレス21の株価はストップ安となり、多くの投資家から手放されている状況となっています。

ここで出てくる“ストップ安”とはいったいなんなのでしょうか?
聞いたことがある方も多いかもしれませんが、実際にしっかりと、わかりやすく意味を説明していきます。

 

 

ストップ安とは?

 

株は購入した時の価格と、売却するときの価格の値差で利益(損失)を積み増していくものです。

この値差が大きくなればなるほど利益(損失)は大きくなるので、大きくなればなるほど投資家への影響も大きくなっていきます。

ただ、あまりにも急激な変動をしてしまうと、それにより大損をしてしまう投資家が出てきてしまうので、それを防ぐために日本では1日の株価の変動幅に制限があります。

これを値幅制限といい、値幅は前日終値の株価によって金額が違ってくるのです。
たとえば一株が500円の株であれば値幅制限は100円と決められており、500円±100円の間でしかその日は取引をすることが出来ません。

 

楽天証券より

 

上の表は1日の値幅制限の表となっています。

上で例に出した500円の株価の場合は、
価格が”500円以上~700円未満”のグループに該当するため、値幅制限が100円というわけです。

当たり前ですがこれはどこの証券会社を通して購入しても同じです。

今回の例で言えば、500円の株は1日で400円~600円の中でしか動くことが出来ず、
この上限の価格まで株価が上がることをストップ高、下限の価格まで株価が下がることをストップ安と言います。

もしストップ高になり取引が終了すれば、翌日は600円から取引が開始され、600円±100円の幅で同じように取引されていきます。

 

 

なぜ値幅制限があるのか

 

値幅制限については賛否両論ありますが、基本的には投資家を守るための制度として考えられています。

あまりにも暴騰や暴落が激しい場合はバブルなど経済に悪影響を与えるだけでなく、暴落により多額の損失を被る投資家が出てくるため、その防止策として1日の値動きに制限をつけて取引されています。

また、株価は短期的には人間の心情に大きく左右されます。
値幅制限をつけることで投資家の頭を冷やす時間を設けて、冷静な取引を促す意味もあるのです。

ただ、ストップ高(ストップ安)になった株というのは、翌日も同様ストップ高(ストップ安)になる光景は非常に多くみられ、値幅制限の存在を疑問視する声がなくはないのが事実です。

また、経済大国アメリカでは値幅制限という制度はなく、1日で株価が大暴騰や大暴落することもあります。