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妊婦加算と医療費点数の計算方法【超簡単】

妊婦加算と医療費点数の計算方法

 

妊婦加算が妊婦税と揶揄されて2019年から廃止となりましたが、
再び妊婦加算を厚生労働省が検討しているとニュースになっています。

波紋を呼び廃止されてからわずかな期間での再検討は珍しいことですが、
今回はその問題となっている「妊婦加算」「医療費の計算方法」について解説してきます。

 

 

妊婦加算とは?

 

妊婦加算とは?

妊婦に対する診療に対して、
通常の診察料に加えて”妊婦加算”として別途点数を加算すること。

 

妊婦加算にはこれだけの点数が加算されていました。
(どちらも時間内診療)

 

 

 

なぜ妊婦加算は導入されたのか?

 

妊婦加算が導入された背景には、
医療機関の負担が通常の診療よりも大きいということがあります。

妊婦は医療機関を受診した本人のほかに、
胎児への影響も考慮して投薬などを行う必要があり、
通常の診療よりもさまざまな状態を考慮し、慎重を期した診察が必要になるのです。

医療機関によっては妊婦への診察を拒むような機関も存在したため、
コスト面での解決策として妊婦加算が導入されました。

 

 

導入された妊婦加算がなぜ廃止?

 

妊婦加算は導入されてから1年足らずで廃止となりましたが、
制度自体に不備があり”妊婦税”として批判を浴び廃止となりました。

妊婦加算は胎児への影響を考えた治療に対して導入されることが当初の目的でしたが、
中身は妊婦に対する加算となってしまっていました。

たとえばコンタクトの購入などは投薬の必要もなく、
胎児への影響はほとんどの場合でないと考えられるため
妊婦であるかないかは本来全く関係ないはずでしたが、
この制度が導入されたことにより、
妊婦への処方であれば妊婦加算することが可能だったのです。

このような内容の制度であったため、
相次いで批判が出て、廃止に追い込まれたのです。

 

 

医療費 点数の仕組み

 

ここからは妊婦加算の点数を例に、
医療費の計算方法について解説をしていきます。

一見難解に感じられることもある医療費計算ですが、
実際は非常に簡単で誰にでもわかる単純なものです。

これまでの妊婦加算では、
初診で75点、再診で38点の加算がされていましたが、
これは実際にいくらの負担になっていたのでしょうか。

 

 

医療費の点数計算

 

 

基本的に医療費の点数というのは1点=10円で計算されます。

つまり妊婦加算では、

 

  • 初診 75点 = 750円
  • 再診 38点 = 380円

 

が加算されていたということになります。

単純な計算なので分かりやすいですね。
ただ、この金額から社会保障が関係してくるので、
実際に支払う金額は変わってくるという点でややこしくなってきますね。

 

 

実際の支払は3割

 

”実際の支払いは3割”というのは知っている人も多いと思いますが、
その言葉通りで、基本的に健康保険に加入している人であれば実負担は3割が多いです。

*負担割合は加入している健康保険により上下する場合もあります。

 

  • 公費負担 7割
  • 実費負担 3割

 

つまり点数計算で出てきた費用の3割を計算すれば実際に支払う金額が見えてくるということです。

 

 

 

医療費は点数制なので複雑に見えますが、
知っておけば単純な計算で実負担金額を求めることができるのです。

今回の妊婦加算で実際に加算される金額は、

  • 初診 : 230円
  • 再診 : 110円

ということになりますね。

 

 

まとめ