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NISAと積立NISAを徹底比較【違いを解説】

NISAと積立NISAを徹底比較

 

証券口座を開設したときなど、
新しいことや専門用語だらけでいろいろと悩むことが多いと思いますが、
NISAと積立NISAのどちらがいいのか?
というのも数多い悩みのうちのひとつだと思います。

この記事ではNISAと積立NISAを徹底比較し、
2つの違いや、メリットデメリットを徹底解説していきます^^

 

ちなみに「NISAって何?」っていう方は、
↓の記事で詳細に説明していますので先にこちらをチェックすることをおすすめします。

 

【徹底解説】NISA・積立NISAって?NISA・積立NISAって? NISA口座は2018年末の時点で1246万口座が開設されています。 投資をやっている方な...

 

 

この記事でわかること
  • NISAと積立NISAの違い
  • NISA・積立NISAのメリット、デメリット
  • NISAと積立NISAはどちらがいいのか

 

 

NISAと積立NISAの違い

 

NISAと積立NISAは制度としては”節税”という観点で同じですが、
実用性はかなり違ってくる商品になります。

”どちらが優れているもの”ではなく、
その人の投資のスタイルによって正解が変わってくるので、
それぞれの本質をしっかりと理解していきましょう。

 

投資のスタイル

 

 

まず基本的に投資のスタイルは上記の通りで、
NISAと積立NISAは名前さえ似ていますが、
性質的には正反対の投資スタイルに向き不向きが分かれます。

自分のスタイルに合った方を選択する必要があるので、
基本的にはどちらかに当てはまると思いますが、
もう少し詳しく比較していきます。

 

 

非課税期間

 

 

NISAは5年間のみの非課税期間なのに対し、
積立NISAは20年間もの非課税期間がついています。

これはNISAと積立NISAそれぞれの投資スタイルを反映しているもので、
短期売買を繰り返すNISAに対して、
長期投資の必要性がある積立NISAは非課税期間が長く設定されています。

 

 

年間購入可能金額

 

 

非課税期間が5年間と短いNISAは短期売買を繰り返すタイプなので、
年間購入可能金額が積立NISAと比較して3倍の枠が設けられています。

積立NISAがコツコツと小額ずつ長期にわたって積み立てていくのに対して、
NISAは1年間でより大きな金額を動かすことができます。

ちなみにこの金額は購入可能金額になるので、
値上がりしてしまったら枠が自動的に埋まってしまうものではなく、
あくまで購入時点での価格が反映されます。

 

 

購入可能商品

 

 

NISAと積立NISAでは購入できる商品も違います。

NISAでは個別株からETF、投資信託までほとんどの商品を購入することが出来ますが、
積立NISAでは金融庁の基準を満たした商品(ほとんどが投資信託)しか購入することができません。

投資信託などはぼったくりの手数料を取ったりなど、
おすすめを全くすることが出来ない商品が非常に多いですが、
積立NISAで買うことが出来る商品というのは
金融庁の厳しい基準を満たした優良(手数料等の意味で)投資信託のみのラインナップになっているので、初心者にも買いやすいです。

 

 

ロールオーバー

 

 

積立NISAでは使用することが出来ませんが、
NISAにはロールオーバーという制度があります。

ロールオーバーとは5年間の非課税期間を延長することをいい、
最長で10年間非課税期間枠を使用することが出来ます。

 


金融庁より

 

たとえば60万円投資したものが5年間の非課税期間が終了したとします。

これを特定口座に移すかロールオーバーをしてNISA枠を継続するか決めることが出来るのです。

特定口座に移した場合は、
移した段階での利益は非課税となり、その後の利益に対して課税がされることになります。

ロールオーバーした場合、
翌年のNISAの枠を上記であれば60万円しようすることで非課税期間を延長することが出来ます。

ここで注意したいのが、
翌年分の120万円の非課税枠のうち60万円分はロールオーバーで使用してしまうので、
NISAを利用して新たに投資できる金額は60万円までとなることです。

 

 

NISAと積立NISA、どちらがおすすめ?

 

NISAよりも積立NISAがおすすめ

 

冒頭にも記載していますが、
基本的には自分の投資スタイルに合った方を選択するべきです。

が、これでは回答にならないので別の観点から考えてみようと思います。

 

 

 

NISAは短期売買、
そして積立NISAは長期投資に合うように設計されていますが、
短期売買と長期投資と、どちらがお金を増やしやすいかという視点で比較します。

ここでは短期投資のプロをアクティブファンドと考え、
これが積立NISAで多く扱われている指数連動型のインデックス投資に勝てるかどうかを比較します。

 

 

プロでもインデックス投資にほとんどが勝てない

 

投資のプロと聞くとその人に任せておけばお金を増やしてくれると勘違いされがちですが、
実際には利益が出せてないプロやインデックス投資に負けるプロも数多くいるのです。

ここでは詳細までは触れませんが、
プロが運用するアクティブファンドでも、
20年間という積立NISAの非課税期間で考えると
その80%以上がインデックス投資に負けるといわれています。

つまり、プロが運用してもインデックス投資に勝つのは至難の業で、
わたしたち素人が短期投資を行っても利益をインデックス投資より積み増すのは非常に難しいことが分かると思います。

それと比較し、インデックス投資は長期的に正しい市場に投資すれば、
ほとんどの場合にリターンをしっかりと得ることが出来るため、
初心者の人であっても問題なく資産形成をしていくことが出来ます。

つまり難易度から考えて積立NISAの方が資産形成をしやすく、
長期で時間をかけてお金を増やしていくことをおすすめしています。

 

 

NISAと積立NISAは変更もできる

 

証券口座を開く際などに選択の必要がありますが、
NISAと積立NISAはあとから変更することもできます。

NISAで口座開設した場合でも、
NISA口座を使って取引をしていなければ申請して承認されれば積立NISAに切り替えることもできますし、
仮にNISA口座で取引があったとしても、
申請すれば翌年以降からは積立NISAにて取引が可能です。

 

 

まとめ

 

ここまでNISAと積立NISAの大きな違いをまとめてきましたがいかがだったでしょうか。

最初にも記載していますが、
どちらが優れているというものではなく、
どちらがより自分の投資スタイルに合っているかということを考えることが重要になります。