資産運用

投資で資産はどれだけ増えるのか?

投資で資産はどれだけ増えるのか?

 

投資には株式投資や不動産投資などが主要なものとしてあげられますが、
投資で資産がどれだけ増えるのかなんとなくでも理解できていますか?

もちろん未来のことは誰にもわからないので、
確実にこれだけ増えるという話ではありませんが、
過去から類推してどれだけ増える可能性があるという相場観を知っておくことは非常に大切です。

なぜなら投資商品を売りつけられた時に、
その商品の利回りが適正なものかを見極めることができるからです。

この記事ではそんな投資の相場観について勉強していきます。

 

 

ほとんどの人は知らずに投資している

 

具体的な数字を見て行く前に、
投資だと思っていないものも実は投資だったりすることも少なくないことを説明しておきます。
代表的な例では”貯蓄型の保険”ですが、
中身は投資と保険のセット商品です。

貯蓄型の保険というのは月額保険料を払い込みつつも貯蓄されていき、
満期まで契約をしていれば払い込み総額以上の金額を受け取れるというものですね。
(金利などにより返戻金は上下するので必ずというわけではありませんが。)

たとえばこんな感じですね。

 

たとえばこんな保険
  • 月額保険料は5,000円
  • 5,000円×12か月=60,000円(1年間の保険料)
  • 60,000円×30年間=1,800,000円(支払総額)
  • 満期になった場合にもらえる金額=2,200,000円(満期解約返戻金)

 

保険会社からこのような提案をされた場合、
あなたはどのように考えますか?

これは30年間をかけて毎月5,000円投資し、
掛け金1,800,000円に対して2,200,000円を受け取る投資ということになります。

投資という認識を持ち、
利回りの相場を理解していればこの保険(投資)がいい商品なのか、
それともそうでないのかすぐに理解できるようになります。

ちなみにこの保険の例は、
おすすめできない保険の代表例ですが、
なぜ40万円もお金が増えるのにおすすめできないのか、
この記事を読み終わったころにはしっかりと理解できるようになっているでしょう。

 

 

投資は利回りで考える

 

利回りとは?

 

利回りとは?

利回りとは1年間に投資金額に対する収益の割合のことを言います。

 

 

金額ではなくこの利回りで比較することが大切で、
重要なものがしっかりと見えてくるようになります。

 

 

それぞれの商品のリターン

 

ここからは実際に投資をすることができる商品のリターンを見ていきましょう。

これは過去の数字からのものもあるので、
未来を必ずしも確約するものではありませんが、
相場を知っておくことで自分が投資しようとしている商品の良し悪しを判断することができます。

 

比較条件
  • 投資期間 30年
  • 投資金額 毎月30,000円
  • 投資元本 10,800,000円

 

銀行預金

 

まずは預金した場合につく金利から見ていきましょう。

日本は現在超低金利となっており、
銀行預金金利は0.001%とほぼお金が増えません。

 

 

30年間も運用して増える金額は1,616円という結果です。(笑)

日本人の多くは自分のお金を銀行へ預金していますが、
現在の金利ではほとんど増えることはないということを理解しておきましょう。

 

 

保険

 

保険は投資と考えられていないことも多いですが、
保険料を支払い続け
満期に返戻金を受け取るというのは保険+投資信託のセット商品です。

保険会社も私達から受け取ったお金を運用して、
返戻金として払い戻しを行なっているので、
ざっくり言えばやっていることは投資信託とほとんど一緒です。

利回りについても現在の低金利政策の煽りを受け、
非常に低利での運用となっています。

 

 

ここでは一般的な保険を例に、0.5%で計算していますが、
30年間で107%にしかならない結果になります。

銀行預金よりはまだ増えはしますが、
それでも30年という期間を考えればたかが知れている金額です。

 

 

米国債 30年

 

続いて比較的リスクの低いと言われている債権の中から、
米国債を上の保険の例で出した期間と同様の30年間で見ていきます。

利回りはさまざまな事情で変化しますが、
この記事掲載時点では2.84%の利回りとなっているので、
この条件で30年間運用してみたとします。

 

 

するとこのような結果になります。

元本は1,080万円なので、2.84%で運用すると700万円前後増える計算となり、
投資元本から158%になって戻ってくるのです。

ここまでくるとだいぶ資産運用としても立派になってくると思います。

倍とはいかないまでも1.6倍近く資産を増加させることができ、
また米国の債権という比較的安心な商品で資産を運用することができます。

 

 

米国株 – S&P500

 

そして最後に株式市場から、
世界の経済大国である米国株のS&P500指数を見ていきます。

 

 

なんと元本の3倍以上も資産を増加させることができます。

利回り7%については、
米国株を運用している方なら納得のいく数字ですし、
実際に過去はこのくらいのリターンで成長を続けているのです。

過去が必ず未来を保証するわけではありませんが、
これ以上の数字が出ても不思議ではありません。

 

 

おまけ – 例の保険は?

 

この記事の一番はじめに記載のある保険は、

<div class=”simple-box4″><p>

  • 元本 1,800,000円
  • リターン 2,200,000円</p></div>

 

の投資ということになるので、
これの利回りを計算すれ、リターンを計算することができます。

 

 

すると、利回りは1.3%で最終的なリターンは122%ということになります。

銀行預金よりはマシな数字ですが、
30年間もの長期投資の割にはリターンが22%のみと資産運用としてはあまり旨味のないものということになります。

 

 

まとめ

 

また、今回は30年間のリターンを計算して見ましたが、
複利の効果は投資は期間が長ければ長いほど差が開いていくものなので、
なるべく早く自分の資産をどこにどれだけの割合で振り分けるかということを考えることが大切になってきます。