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ファーウェイ起訴の裏にある真実とは?

ファーウェイ起訴の裏側

 

 

29日のロイターによれば、中国外務省が29日、米国の対イラン制裁に違反する取引に関与したとして米国が中国通信機器王手のファーウェイを起訴したことに深刻な懸念を表明し、中国企業に対する不当な圧力をやめるよう米国に要求したと報じています。

また米司法省より、米通信大手のTモバイルから知的財産権を盗み取った疑いでファーウェイの関連会社2社を起訴したとの発表もされています。

一見あまり私たちには関係のないニュースに思いがちですが、
現在アメリカと中国はハイテク技術の覇権を争っておりその一環としての情報だということを認識しなければなりません。

 

 

アメリカと中国のハイテク技術覇権争い

 

ロイターが報じているように、知的財産権の侵害や対イラン制裁違反での起訴となっているが、この言葉を額面通りに受け取ってはいけないと言われています。

裏には次世代高速通信技術5Gの覇権争いがあり、この分野においてファーウェイが一歩抜きん出ていると考えられており、アメリカはなんとしてもハイテク技術の覇権を中国から取り返さねばならないと考えている中での一環として行われているからです。

米中貿易摩擦や米中貿易戦争と言われ、貿易においても世界を揺るがしている2大国家ですが、戦争は新しい形を迎え、いまもなお行われているのです。

 

 

 

 

そもそも5Gとは?

 

そもそもここまで5Gがハイテク技術の覇権の1つとして重要視されるかというところですが、まず5Gとは第5世代の通信技術のことで、Generationから来ている言葉です。

第1世代ではアナログ携帯電話、第2世代ではデータ通信が可能となり、第3世代は世界で始めて国際標準として認められることとなり、また通信速度も格段にアップしました。

第3世代が普及し進化し始めたのと同時にスマホが急速に普及をしていき、人々はパソコンをポケットに入れて持ち歩けるようになり、より高速な通信技術が求められていきました。

そこで登場したのが第4世代となり、スマホ1つでネットや動画をストレスなく見ることができるようになりました。

4Gはいわばスマホのための技術といっても過言ではありませんが、5Gはすべてのデバイスのための通信技術という位置付けです。

今後すべてのものはインターネットに接続され管理されていくことになります。

たとえばエアコンなども外出先から操作することが可能となり、帰る頃に部屋を暖めておくことができます。また、iPhoneなどではすでにヘルスケアというアプリケーションがあり、自身の健康状態もインターネットに接続されているのです。

これが家電やインフラなどまですべてのデバイスがインターネットと接続していき、それを可能にするために欠かせない技術が5Gと言われています。

インフラまでインターネットにつながる時代がやってこようとしていますが、これを中国が握ったとすれば、アメリカ中を停電にしたり、スマホの電波を妨害したりなどパニックを簡単に引き起こせてしまうからです。

 

 

なぜ5Gを2大国家で争うのか

 

中国は莫大な人口を生かし、自国企業の成長を目的とし、他国の企業を遮断していました。
外国の企業のいいところを取り入れて中国内で法人化して行い収益を上げてきたと言うことです。

日本ではあまり考えられませんが、GoogleやFacebook、WikipediaやWSJまでもが中国からブロックされており正当な方法でアクセスすることができません。

その代替サイトなどが中国にはあり、他国のビジネスモデルを参考に中国内向けにビジネスを行なっているのです。

ただ、参考にするとはいえ技術力的な問題が発生するので一から自分たちの力だけで成長させていていくには時間がかかってしまうのです。
そこで今回の起訴につながったように他国企業にスパイを送り込み、中国国内へ技術を盗み出していると言われています。

中国はアメリカの軍事機密だけではなく、企業の知的財産にまでハッキングを仕掛け、さまざまな情報を盗んできたと言われています。

中国は国ぐるみで5Gに力を入れ覇権を握ることで、すべてのものがインターネットに接続される未来、それにより全てを掌握できると考えているのです。